ゆず　

私がゆずに出会ったのは中学２年生の頃でした。それまではゆずのことは全くと言っていいほど知っておらず、そのころはやっていたであろうモーニング娘や嵐など、周りのみんなが聴いていたり、好きだと言っていたようなグループの音楽を聴いていたような気がします。要は本当に自分が聴きたいと思って聴いていたというよりも、周りに流されて聴いていたという感じです。


そんなとき、ひょんなことから「ゆず」という存在に気付きました。それが中学２年生のころの夏休みでした。
私には８歳歳の離れている姉がいて、彼女はその当時大学生だったので岡山で一人暮らしをしていました。今度の夏休みは結構長く実家に滞在するということで、彼女は大好きな歌手のＭＤを持ってきていました。その中にゆずが含まれていたのでした。たしか姉が持ってきたＭＤの中には５つぐらいのグループがあったと思います。その中で私がゆずのＭＤを手に取ったことも何かの運命だったのかなあと今になって考えてみると思えてきたりします。


さっそく再生してみるのです。
何気ない気持ちで再生ボタンを押してぼーーっとしていたら、もう次の瞬間にゆずの歌声を聴いた瞬間私はビビビッときてしびれるような感覚を味わったのを今でも覚えています。「なんだ？この歌声は？すごい・・どんどん引き込まれていく。魅力的な声。声だけじゃない。この歌詞が・・めちゃめちゃいい！」って痛感しながらわーーーって大好きなものに出会ったっていう嬉しさがこみ上げてくる感覚がありました。本当に聴いているだけで楽しくて楽しくて、明るい気持ちになれて、悩み事なんてもともとなかったけれど、悩み事なんて今後一切私のなかに侵入してくる余地がないってぐらいに、もう本当にハッピーな気分になりました。


たしか初めて聴いたゆずの曲は、「少年」でした。あのポップなリズム感とともに流れてくる二人の歌声が
中学生の私にとってこのうえなく最高でした。二人と一緒に同じ場所でうたっているんじゃないかって勘違いしてしまうぐらいに、二人の存在を非常に近く感じました。「今、自分にできることを、ひたすらに流されずにやってみよー」っていう歌詞が一番鮮明に頭の中に残っています。
そのころちょうど入部していたのがバレーボール部だったんですが、なかなか思う通りにプレーができなくて、怒られてばっかりで、いやになって、やめてしまおうかなあとチラチラ考えているときだったのでものすごく身にしみました。「ここでやめちゃあいけない！もともとバレーボールが大好きで始めたんだから、ひたすらにひたすらに流されずにしっかり練習していこう！」と決意を新たにしたことをよく覚えています！そのゆずのおかげで、中学３年間バレーボールを続けることができたし、高校でもバレーボールを３年間続けて、少しずつ思い通りにプレーできるようになってきて、楽しく部活をすることができました。今現在も趣味として、バレーボールを続けています。それもこれもすべてゆずのおかげですね。本当にありがとう！ゆずに大感謝です。



これが私とゆずとの出会いでした。

私がエルレと出会ったのは、大学に入ったころだったと思います。
当時、行きたかった大学に入ることができず、それが人生で初めての挫折であり、納得がいかず、どうしようもない気持ちでいたあの頃のことだったと思います。
なんとか後期試験に合格して、今となっては、無事卒業することのできた大学に入ることができました。しかし前述した通り、落ち込みに落ち込み、どうしようもなくなっていた私は、大学に入っても、やる気が出ず、死んだ魚のような眼をして生きていたように思います。それでも、やっぱり友達がいないのはマズイだろうと思って、初めて声をかけたのが、ゆりちゃんでした。
ユリちゃんは小さくて、かわいくて、私なんて相手にしてくれないだろうと、半ばあきらめかけの気持ちで声をかけたのですが、なんと、意外と気があって、たくさんお話もしてきてくれるし、私の話も熱心に聴いてくれるような、そんな素直な女の子でした。
それからはいつもいっしょにいるようになり、もしかしたら、高校時代の友達を超えるぐらいかもしれないな、と思うぐらいでした。


そんなふうに彼女と毎日楽しく過ごしていく中で、大学も好きになってきました。
本当に彼女に出会えてよかったです・・


そう、そんなユリちゃんが大好きだったのが、エルレガーデンでした。
私は、それまで前述の記事に書いたように、ゆずなどのフォークデュオやポップスのようなものしか聴いてこなかったので、エルレの名前ですらも初めて聞いたのでした。


最初は、食わず嫌いで、このジャンルの音楽はきっと私には合わないだろうと思っていたのですが、ユリちゃんに勧められるがままに、聞いてみることにしました。。


すると、なんと素晴らしいことでしょう！
あの完成度の高さにびっくりしました。１番はユリちゃんが勧めてくれたから好きになったというのもあるのでしょうが、本当に、聞き入ってしまうぐらい、、驚いたのを今でもよく覚えています。


メンバーの奏でる音にももちろん聴き惚れましたが、
一番心に残ったのは、何といっても、細美さんの声でした。。

男性ボーカルでありながら、少し高めの声がとても魅力的だし、
歌っている時の姿や、とても楽しそうな表情や雰囲気などなど、
すべてに魅了されました。しかも、英語が非常にお上手とのこと。
最高ですね！
そしてそして、いい歌が多い。
エルレガーデンの歌には、英語歌詞のものが多いですが、
というよりも、ほとんどが英語歌詞ですが、その中にも、数少ないながら、
日本語歌詞のものがあります。
私はその日本語歌詞の歌が一番好きです。


日本語歌詞の歌の中でもさらに好きなのが
「ジターバグ」です。この歌を聞くととても勇気が出てきます。
そして、大学受験に失敗したというつらさも乗り越えることができたように思います。
そして他の誰かにとって、ジターバグに出てくる「君」のような存在になりたいなと思いましたね。


次に好きなのが「高架線」です。あの軽快なリズム感が好きですし、
細美さんの声が素敵です。


というように、好きな曲をあげればきりがないくらいです。


こんな感じで私はエルレガーデンに出会いました。


彼らの音楽を紹介してくれたユリちゃんに最大級の感謝です！